皆さん、こんにちは!

そして、いつも私のブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。

今回は、皆さんの政治への関心、特に選挙の結果が今後の日本にどう影響していくのかという疑問にお応えするべく、非常に重要なテーマを取り上げたいと思います。

先日、大きな注目を集めた東京都議会議員選挙が投開票されました。

この都議選の結果は、単なる地方選挙の結果にとどまらず、来たる参議院選挙にどのような影響を与えるのか、そして、長らく日本の政治を牽引してきた自民党にとって、まさしく「終わりの始まり」となる可能性を秘めているのではないか――。

そのような大きな問いを、皆さんと一緒に深く掘り下げていきたいと思います。

今回の記事では、表面的な情報だけでなく、具体的なデータに基づいた徹底的な分析を行います。

都議選の票の動きから見えてくる有権者の意識の変化、そしてそれが参院選にどう波及していくのかを、詳細な議席予想を交えながら解説していきます。

政治にあまり詳しくないという方も、ご安心ください。

難しい専門用語は避け、分かりやすい言葉で丁寧に解説していきますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

さあ、私たち日本の未来を左右するかもしれない、この重要なテーマについて、一緒に考えていきましょう。




首相になる前と現在では主張が揺れ動いている石破総理




自民党の都議選大敗とその衝撃


2025年6月22日に行われた東京都議会議員選挙は、自民党にとってまさに「歴史的敗北」と呼べるものでした。

開票結果を見ると、自民党は改選前30議席から21議席へと大きく議席を減らし、都議会第一会派の座から転落しました。

これは2017年の都議選での過去最低23議席をさらに下回る結果です。

具体的な議席の内訳を見てみましょう。

  • 都民ファーストの会:31議席 (第一会派に躍進)

  • 自民党:21議席 (第二会派に転落)

  • 公明党:19議席 (ほぼ横ばい)

  • 日本共産党:14議席 (前回より5議席減)

  • 立憲民主党:13議席

  • 日本維新の会:5議席

  • 国民民主党:4議席

  • れいわ新選組:2議席

  • 参政党:1議席

  • その他・無所属:多数

私も友人たちと開票速報を見ていましたが、テレビに映る自民党本部の重苦しい雰囲気は、まるで「お通夜」そのものでした。

この結果は、来る参院選を控える自民党に大きな危機感を与えています。

なぜ自民党は惨敗したのか?その深層


裏金問題の深刻な影響


最も大きな要因として挙げられるのが、「政治とカネ」の問題、特に自民党の裏金問題です。

報道によると、今回の都議選では裏金問題に関与したとされる議員が17人にも上り、これが都民の自民党への不信感を決定的に強めました。

有権者は、説明責任を果たさず、改革に後ろ向きな姿勢を見せる自民党にNOを突きつけた形です。

私たちが信頼して票を投じる政治家が、裏で不正を行っていたという事実は、許されるものではありません。

石破内閣の低支持率と求心力の低下


都議選投開票日(6月22日)直前の世論調査を見ると、石破内閣の支持率は軒並み低迷しており、例えばANN(テレビ朝日系)の6月上旬の世論調査では34.4%に留まり、不支持率は46.4%でした。

別の調査では、日本経済新聞とテレビ東京の6月世論調査では、石破内閣の支持率は29%、不支持率は58%と、危険水域にあります。

こうした内閣の低支持率が、都議選における自民党への逆風となったことは間違いありません。

小泉進次郎農水相の「オートコール作戦」の不発


小泉進次郎農相 因縁の相手JAとの「全面対決」


若手人気政治家である小泉進次郎農水相が、有権者に直接電話をかける「オートコール作戦」を展開しましたが、その効果は限定的だったようです。

むしろ、「手当たり次第」に電話がかかってくることに対し、一部の有権者からは不信感や煩わしさを招いた可能性も指摘されています。

人気者の投入だけでは、根深い不信感を払拭できなかったと言えるでしょう。

他党の戦略と都政の独自性


都民ファーストの会は「小池都政との連携」を前面に出し、特定の争点に絞って支持を固めました。

また、物価高対策や子育て支援など、都民の生活に直結する政策への関心が高まる中、自民党はこうした民意を十分に捉えきれなかった面もあります。

参院選への影響と自民党支持層の動向


都議選の結果は、間違いなく来たる参院選の前哨戦となりました。

自民党内では、惨敗を受けて石破首相への不満がさらに高まり、党内で「顔」となる人気者を次期首相候補に据える動き(例えば小泉進次郎氏を推す声)も浮上しているとされますが、この土壇場で大きな体制変更を行うのは容易ではありません。

出口調査によると、自民党支持層の53%しか自民候補に投票しなかったという衝撃的なデータも出ています。

これは、従来の固定支持層でさえ、自民党への不満を抱え、投票行動に直結しなかったことを示しています。

私の友人たちとの会話でも、「もう自民党には投票しない」という声が以前にも増して聞かれるようになりました。

これはまさに、有権者の「自民党離れ」が顕著に進んでいる証拠です。




「終わりの始まり」か?参院選結果の具体的予測


このような状況を見ると、「自民党の終わりの始まり」という言葉が現実味を帯びてきます。

もちろん、政治は常に流動的であり、何が起こるか分かりませんが、現在の流れは自民党にとって非常に厳しいものです。

ここで、7月20日投開票予定の参議院選挙の具体的な議席予想を試みましょう。

参議院は定数248議席で、3年ごとに半数の124議席が改選されます。

今回の選挙では、与党(自民・公明)が過半数(改選議席の63議席)を維持できるか、また連立与党全体で非改選議席と合わせて安定多数(125議席)を確保できるかが焦点となります。

過去の参議院選挙における自民党の獲得議席は以下の通りです。

獲得議席
2022年 63議席(改選過半数を単独で獲得)
2019年 57議席
2016年 55議席


現在の支持率と都議選の結果、そして直近の世論調査の動向から、各政党の獲得議席を大胆に予測します。

【2025年参議院選挙 議席予測(改選124議席中)】


  • 自民党:35~45議席
    都議選での大敗が全国に波及し、特に都市部や浮動票の多い地域で苦戦が予想されます。

    裏金問題や内閣支持率の低迷が、過去の選挙よりも大きく響くでしょう。

    改選過半数の63議席には到底届かず、与党第一党として歴史的な低水準となる可能性が高いです。

  • 公明党:10~12議席
    固定票を持つものの、自民党との連携が逆風となり、都市部で共倒れするケースも出てくる可能性があります。

  • 立憲民主党:25~30議席
    自民党への批判票の受け皿となり、議席を伸ばすことが期待されます。

    ただし、野党共闘の不十分さや独自政策のアピール不足が課題となるでしょう。

  • 日本維新の会:15~20議席
    「第三極」としての存在感を高め、特に地方での伸びが期待されます。

    自民党に不満を持つ層の一部を取り込むでしょう。

  • 国民民主党:5~8議席
    堅実な政策論争で一定の支持を得るものの、全国的な広がりには課題が残ります。

  • 日本共産党:3~5議席
    都議選で議席を減らした流れが続き、厳しい戦いが予想されます。

  • れいわ新選組:2~4議席
    特定層からの熱い支持を集めますが、議席の積み上げには限界があります。

  • 参政党:1~2議席
    都議選で1議席を獲得した勢いを維持し、特定の層から支持を集める可能性があります。

  • その他・無所属:残りの議席

【予測されるシナリオ】


この予測に基づくと、自民党は単独で改選議席の過半数を大きく割り込み、公明党と合わせても過半数(63議席)の確保が極めて困難になります。

これにより、参議院では与党が厳しい議席状況に追い込まれ、政権運営がこれまで以上に不安定になることが予想されます。

最悪の場合、与党全体で安定多数(非改選議席を含めた125議席)を失う「ねじれ国会」状態に陥る可能性も否定できません。

これは、石破政権にとって、そして自民党にとって「終わりの始まり」を決定づけるものとなるでしょう。

選挙活動の未来


ここで少しユーモアを交えた話を。

私の友人が「自民党の候補者がこの調子で落選したら、次は何をするんだろう?」と冗談交じりに言っていました。

「もしかして、次はYouTuberデビュー?」なんて。

確かに、最近の政治家はSNSを駆使しているので、次の選挙ではYouTubeでの政策発表や、TikTokでのユニークな活動が主流になるかもしれませんね。

テレビの選挙特番も、ひょっとしたら人気YouTuberが解説する時代が来るかも?







まとめと今後の展望


*まとめ
自民党の都議選での歴史的敗北は、来たる参院選に向けての非常に大きな警鐘です。

裏金問題による国民の信頼失墜、石破内閣の低支持率、そして固定支持層の離反が続く限り、自民党にとって厳しい戦いは避けられません。

今回の参院選は、有権者が現在の政治状況、特に自民党の姿勢に対してどのような評価を下すのかを示す重要な機会となるでしょう。

予測通り自民党が大幅に議席を減らすことになれば、石破政権の先行きはさらに不透明となり、早期の解散・総選挙や党内での権力闘争が激化する可能性も出てきます。

私たち市民も、政治に対する関心をこれまで以上に高め、各政党の政策や候補者の姿勢を真剣に見極め、次の選挙でどのような選択をするのかを考える必要があります。

これからの日本の政治がどうなるのか、私も興味津々です。

皆さんも、ぜひこの話題について考え、積極的に議論に参加してみてください。